チャップアップはどれくらい効果があるのだろうか。

チャップアップは市販されている薬の中で唯一の発毛効果が認められている医薬品成分です。

外用薬(塗り薬)と内服薬(飲み薬)の2種類があり、日本皮膚科学会のAGA(男性型脱毛症)の診療ガイドラインでも、「強く勧められる」に該当する治療薬となっています。

チャップアップの口コミ

■もともとは高血圧の治療薬でした。

チャップアップはなんと、本当は高血圧の治療薬として開発されていたものです。しかしその作用の中に発毛効果もあることが分って、育毛剤としてデビューしたので「棚から牡丹餅式」で誕生した薬と言えるでしょう。

元々は高血圧の治療薬だったので、残念ながら血圧を下げる薬を飲んでいる人には使うことができないことになっています。

■その他に使えない人

また、チャップアップはAGA(男性型脱毛症)という脱毛症には効果がありますが、それ以外の脱毛症には処方できません。例えば、急激な脱毛の人や、斑状に脱毛が見られる人や内科的な疾患で脱毛している人などには、効果は期待できません。

まずは、あなたの脱毛がAGAなのかどうかを見分けることが大切で、ここが治療への初めの一歩です。

■副作用はありますか

元々は高血圧を治療する薬(降圧薬)として開発されたものなので、内服薬の場合は高血圧の治療薬と同様の副作用が見られることがあります。血管が開くことで、頭痛が起きたり心臓がドキドキする(動悸)ことはあります。また、血圧が下がってめまいや立ちくらみが起きるなども報告されています。しかし、多くの場合は次第に慣れて来るようです。

外用薬の場合は、副作用はほとんどありません。しかし頻度としては稀ですが、かぶれることはあるようです。肌が弱い人や頭を掻きむしってしまう人は、よく考えたうえで医師と充分に相談することをお勧めします。

また、どんな薬にも言えることですが、たくさん使えば使うほど効果が出るというものではありません。内用薬の使用量を守らない人は少ないと思いますが、外用薬の場合は心配性でついつい沢山使ってしまうという人もいるようです。このような人には、外用薬はお勧めできません。用量用法をしっかりと守って使用できる人が使ってください。

■効果はあるのですか

外用薬の場合、4週間使った結果は4%で軽度改善、残りは不変でした。しかし16週間後は7割が軽度改善で1割が中等度の改善だと報告されています。

24週間後では、半数が中等度の改善で不変が1割でした。さらに使用期間を延ばして54週間使い続けた結果では、著明な改善が約11%、中等度の改善が約67%、軽度の改善が20%という成績が届いています。

臨床試験では、6か月の使用で9割以上が薄毛の改善を認めて、94%で抜け毛が減少する、産毛の発毛が見られたというデータが公表されています。

ヘアサイクルを考えると、4週間ほどで諦めるのは早すぎます。個人差はありますが、4か月から6ヵ月くらいは根気よく使う事がポイントの1つと言えます。

使い始めは抜け毛が増えます。これを効果がないと早合点しないことも大切なポイントです。この抜け毛は初期脱毛と呼ばれているもので、細胞にしっかりと薬が効いて来た証とも言えるのです。血行が良くなってきて弱い毛が押し出されて抜けているので、副作用や脱毛が悪化しているわけではありません。

初期脱毛は1~2か月で治まるので、焦らないようにしましょう。

チャップアップの外用薬には、1%と5%があります。一部の商品では7%や12%や15%などもあるので、自分で購入するとなると、どれが良いか迷うでしょう。どれくらいの含有量の物が一番良いのかは、専門医に判断してもらうのがベターです。

内用薬の効果は、全国のAGA治療を行っているクリニックを調査したところ9割以上の患者さんで満足だという回答を得られているそうです。大半の人が、地肌が見えなくなるくらいまで発毛しています。

治療開始が早い方が、効果は大きい傾向があります。ツルツルハゲになる前の、「少し薄くなって来たかな」、「ちょっと気になって来たな」と言う程度の頃に治療を開始できるかどうかも、大きなポイントです。

チャップアップは街の薬局でも手に入れることも可能ですが、まずはAGAであるかどうかをAGA治療を行っている皮膚科や美容皮膚科などで診察して貰うことが重要です。

<まとめ>

チャップアップは、AGA(男性型脱毛症)の場合は9割以上の人が満足な結果を得られています。

外用薬の場合も6ヶ月の使用で9割以上で薄毛の改善を認めています。最初の1~2か月の間は、抜け毛が増えることもありますが、これは初期脱毛と言って効果が出ている証拠とも言えます。根気強く使用することが大切です。また、不安がある時は気軽に医師に相談できるように、薬局の購入や個人輸入ではなくAGA治療を行っている皮膚科や美容皮膚科で処方してもらうのがベターでしょう。